
**メタ説明**: BASEでアフィリエイトを始めたい方向け。実際の導入方法、ASP選択の注意点、15年の経験から見た本当に稼げる手法を解説。
**キーワード**: base アフィリエイト
こんにちは、タナケンです。
BASEでアフィリエイトを始めようと検索されたあなたは、きっと「ECサイトの売上を伸ばしたい」や「広告費をかけずに集客したい」という思いをお持ちですよね。
僕も15年前、グラフィックデザイナーとして働きながら副業を始めた頃、同じような悩みを抱えていました。
当時は今ほど情報が整理されておらず、どの方法が本当に効果的なのか分からず、かなり遠回りをしました。
でも安心してください。
この記事を最後まで読んでいただければ、BASEでアフィリエイトを導入する正しい方法と、どの手法があなたのショップに適しているかが明確に分かります。
そして何より、無駄な時間とお金を使わずに、効率よく成果を出すためのロードマップをお伝えします。
BASEアフィリエイトは確実に導入可能

結論から申し上げると、BASEでアフィリエイトは十分に導入可能です。
ただし、BASEには専用のアフィリエイト機能が搭載されていないため、外部ツールと組み合わせる必要があります。
主な方法は以下の2つです。
- ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を利用する方法
- 自社でアフィリエイトシステムを構築する方法
どちらを選ぶかは、あなたのショップの規模と予算によって決まります。
個人や小規模事業者の方は、まずASPから始めることをお勧めします。
なぜBASEアフィリエイトが注目されているのか
僕のコンサルティング経験から言うと、BASEでアフィリエイトを導入したいと考える事業者の方が急増しているんですね。
その背景には、いくつかの明確な理由があります。
広告費の高騰に悩む事業者が増えている
Facebook広告やGoogle広告の単価が年々上昇していることは、もうご存知ですよね。
僕がサポートしている事業者の中にも、「以前は1件の獲得に3,000円だったのが、今は8,000円かかる」という声をよく聞きます。
アフィリエイトなら、成果が出た時にだけ報酬を支払うため、無駄な広告費を削減できるんです。
これは特に、限られた予算で運営している個人事業主や小規模事業者にとって大きなメリットですね。
BASEユーザーの急激な増加
2025年時点で、BASEのショップ数は累計230万以上に達しています。
これだけ多くのショップが開設されているということは、それだけ競争も激しくなっているということです。
だからこそ、他のショップと差別化するための集客手法として、アフィリエイトが注目されているんですね。
アフィリエイターの影響力の高まり
YouTubeやInstagram、TikTokなどで影響力を持つアフィリエイターが増えています。
彼らの紹介により商品が爆発的に売れる事例も、僕自身何度も目にしてきました。
ただし、ここで注意していただきたいのは、「誰でも簡単に稼げる」というような甘い話ではないということです。
正しい設定と運用が必要なんですね。
ASP利用と自社システム構築の詳細比較
それでは、BASEでアフィリエイトを導入する2つの方法について、詳しく解説していきます。
僕の経験上、どちらを選ぶかで成果に大きな差が出るので、しっかりと理解してください。
ASP利用の具体的な手順とメリット・デメリット
ASPを利用する方法は、初心者の方に最も適していると僕は考えています。
主要なASPと特徴
- A8.net:業界最大手、アフィリエイター数が多い
- afb:美容・健康系に強い、報酬の振込が早い
- バリューコマース:大手企業の案件が豊富
これらのASPに登録後、BASEの「HTMLタグ管理 App」でクリック計測タグを設置し、「広告効果測定 App」でコンバージョン計測タグを設置します。
ASP利用のメリット
- 初期費用が安い:多くのASPは登録無料
- 既存のアフィリエイターをすぐに活用できる
- 短期間で拡散が可能
特に、「とりあえず始めてみたい」という方には最適ですね。
ASP利用のデメリット
- ASPへの手数料が発生する(通常30%程度)
- 報酬設計の自由度が低い
- 長期的には利益率が下がる
ただし、これらのデメリットは、売上が安定してきてから考えれば十分です。
自社システム構築の現実的な選択肢
一定の売上基盤ができた事業者の方には、自社システムの構築をお勧めしています。
主な外部サービス
- Affilicode:設定の簡単さが魅力
- Dairin:詳細な分析機能が充実
- Successfee:料金体系が分かりやすい
これらのサービスを活用し、専用タグをBASEに設置することで、トラッキング・報酬計算・アフィリエイター管理を自社で運用できます。
自社システム構築のメリット
- 手数料を大幅に削減できる
- 報酬やキャンペーンを自由に設計できる
- 長期的な利益率向上
自社システム構築のデメリット
- 初期コストが高い(月額数万円〜)
- アフィリエイターを自力で募集する必要がある
- 運用に専門知識が必要
僕の経験では、月商100万円を超えてから自社システムを検討するのが現実的ですね。
成功事例から学ぶBASEアフィリエイトの実践方法
ここからは、僕がコンサルティングでサポートした事例を交えながら、具体的な成功パターンをお伝えします。
事例1:美容系個人事業主のASP活用成功例
Aさんは、自作の美容クリームをBASEで販売している個人事業主でした。
当初は月商20万円程度でしたが、ASPを活用したアフィリエイトにより、6ヶ月で月商80万円まで成長しました。
成功のポイント
- 美容系に強いafbを選択
- 報酬率を15%に設定(業界平均より高め)
- 商品サンプルを積極的に提供
特に、アフィリエイターに実際に商品を使ってもらったことで、リアルなレビューが増え、成約率が向上したのが印象的でした。
事例2:雑貨ショップの自社システム移行成功例
Bさんは、北欧雑貨を扱うBASEショップを運営しており、ASPでの成功後、自社システムに移行しました。
結果として、利益率が20%向上し、年商3,000万円を達成しています。
移行のタイミングと戦略
- 月商200万円達成後に移行を決断
- 既存アフィリエイターとの関係性を維持
- 独自の報酬プログラムを設計
特に注目すべきは、移行前に十分な収益基盤を築いてから行った点です。
無理に早期移行せず、着実にステップアップしたことが成功の要因でした。
事例3:失敗から学んだ注意点
一方で、失敗例もお伝えしておきます。
Cさんは、開店直後から自社システムを導入しましたが、アフィリエイターの獲得に苦戦し、結果的にASPに戻ることになりました。
失敗の原因
- 商品力が不十分だった
- 市場での知名度がなかった
- アフィリエイター獲得の戦略が不明確だった
この事例から学べるのは、「段階的なアプローチの重要性」です。
いきなり高度なシステムを導入するのではなく、まずは基礎を固めることが大切なんですね。
2025年時点でのBASE集客環境とアフィリエイトの位置づけ
最新の状況についても触れておきます。
2025年現在、BASEを取り巻く環境は大きく変化しています。
PAYマーケットとの連携強化
BASEで作成したショップは、PAYマーケット(1,000万ダウンロード超のアプリ)に自動掲載されるようになりました。
これにより、無料で大幅な集客力向上が期待できます。
ただし、これは同時に競争の激化も意味します。
だからこそ、アフィリエイトのような差別化された集客手法が重要になってくるんです。
AI活用による運営支援の充実
BASE AIアシスタントの導入により、ショップ運営がより効率的になっています。
これにより、アフィリエイト運営に割ける時間も増加している事業者が多いですね。
BASEおまかせ集客の登場
Google広告やMeta広告を代行する「BASEおまかせ集客」も開始されました。
売上連動で30%の手数料という設定ですが、アフィリエイトと併用することで、より効果的な集客が可能です。
BASEアフィリエイト導入の具体的なロードマップ
ここまでの内容を踏まえ、実際にどのような順序で進めればいいかをまとめておきます。
フェーズ1:基盤づくり(開店〜月商50万円)
- 商品力の向上:まずは売れる商品を作る
- BASEショップの最適化:SEO対策、画像の改善など
- 基本的な集客:SNS活用、PAYマーケット活用
この段階では、アフィリエイトよりも基本的な部分を固めることが重要です。
フェーズ2:ASP導入(月商50万円〜200万円)
- ASP選択と登録:商材に適したASPを選ぶ
- タグ設置:BASEのアプリを活用して計測環境を構築
- アフィリエイター開拓:積極的に提携を進める
フェーズ3:最適化と拡大(月商200万円以上)
- 自社システム検討:コスト削減と自由度向上
- 独自プログラム設計:差別化された報酬体系
- 長期パートナーシップ構築:優秀なアフィリエイターとの関係強化
このように、段階的にアプローチすることで、リスクを最小限に抑えながら成果を最大化できます。
BASEアフィリエイトで安定した収益を築くために
最後に、BASEアフィリエイトに関する結論をお伝えします。
BASEでアフィリエイトを導入することは確実に可能であり、正しく運用すれば大きな成果を期待できます。
ただし、「簡単に」「誰でも」「すぐに」稼げるような甘い話ではありません。
段階的なアプローチと、継続的な改善が必要です。
重要なのは以下の3点です。
- 現在の事業規模に適した方法を選ぶ
- 基盤をしっかり固めてから発展的な手法に移行する
- 正しい情報に基づいて判断する
僕自身も15年の間に、数多くの失敗と成功を経験してきました。
その経験から言えるのは、「焦らずに、正しい順序で進めることが最も確実な成功への道」だということです。
あなたも、まずは現在の状況を正確に把握し、適切な方法を選択してください。
そして何より、継続することを忘れないでくださいね。
正しい方向に向かって努力を続ければ、必ず結果はついてきます。
僕もこのブログを通じて、あなたの成功をサポートしていきますので、一緒に頑張りましょう。