
こんにちは、タナケンです。
Amazonアフィリエイトを始めたばかりの頃は、「自分のリンクから自分で商品を購入したら報酬がもらえるのかな?」と考えてしまいますよね。
僕も15年前に副業を始めた時、同じことを考えました。
給料がなかなか上がらない中で、少しでも収入を増やしたい気持ち、よくわかります。
でも、ここで間違った方法を取ってしまうと、せっかく始めたアフィリエイトが台無しになってしまう可能性があります。
この記事では、Amazonアフィリエイトの自己購入について、規約や仕組み、そして本当に稼げる正しい方法まで、僕の経験を踏まえて詳しくお話しします。
Amazonアフィリエイトで自分で購入するのは完全にNG

結論から言うと、Amazonアフィリエイトで自分のリンクから自分で購入する行為は、規約上完全に禁止されています。
しかも、たとえ自分のリンクをクリックして購入しても、報酬は一切発生しない仕組みになっています。
それどころか、悪質とみなされた場合はアカウント停止のリスクすらあるんです。
僕がアフィリエイトを始めた当初は、この事実を知らずに「自分で買えば確実に報酬が入るじゃん!」と思っていました。
でも実際に調べてみると、そんな甘い話はないことがわかったんですね。
なぜ自己購入が禁止されているのか?
Amazonアソシエイト規約の明確な禁止事項
Amazonアソシエイトの規約では、自己クリック・自己アフィリエイトは基本的にNGと明示されています。
これは、アフィリエイトプログラムの本来の目的が「第三者への商品紹介」だからです。
自分で自分の商品を紹介して報酬をもらうのは、プログラムの趣旨に反するということですね。
システム的な対策も万全
Amazon側は、自己購入による不正な報酬が発生しないよう、システム的な対策を講じています。
具体的には:
- 自分のリンクから購入しても報酬は0円
- 売上レポートには購入データは載るが紹介料は発生しない
- 自己クリックのパターンを監視し、不自然な行動を検知
つまり、技術的にも自己購入で稼ぐことは不可能な設計になっているんです。
承認条件への影響も深刻
Amazonアソシエイトでは、180日以内に3件の「適格販売」がないと正式承認されません。
この「適格販売」とは、自分以外の第三者による有料商品購入のことです。
つまり、自分で自分のリンクから買った注文は一切カウントされないんです。
承認目的で自分購入を繰り返しても、条件達成には全く役立たないうえ、不自然と判断されればペナルティのリスクも高まります。
実際に起こりうるリスクの具体例
【ケース1】うっかり自分のリンクから購入してしまった場合
これは誰にでも起こりうるケースですね。
自分のブログを確認していて、うっかり自分が貼ったリンクから商品を購入してしまった場合です。
この場合は:
- 報酬は一切発生しない
- レポートには購入データが残るが紹介料は0円
- 1回程度なら特にペナルティはない
偶発的な自己購入は大きな問題にはなりませんが、報酬は期待できないということですね。
【ケース2】意図的に自己購入を繰り返した場合
「バレないだろう」と思って意図的に自己購入を繰り返すと、非常に危険です。
起こりうるリスク:
- アカウント停止処分
- 過去の正当な報酬も没収される可能性
- 再申請時に審査が厳しくなる
僕が知っている中にも、「ちょっとくらいなら大丈夫」と思って自己購入を繰り返し、結果的にアカウントを失った人がいます。
短期的な利益を狙って長期的な可能性を失うのは、本当にもったいないですよね。
【ケース3】家族や友人に購入を依頼した場合
「自分じゃダメなら、家族や友人に頼めばいいんじゃない?」と考える人もいますが、これも危険な行為です。
家族や友人があなたのリンク経由で購入すると、販売実績としてカウントされる場合はあります。
しかし、あからさまに「このリンクから買って」と依頼するのは、不自然な自己購入スキームとみなされるリスクがあります。
Amazon側は購入パターンを分析しており、同じIPアドレスからの購入や、不自然な購入タイミングなどは検知される可能性があります。
では、どうすれば正しく稼げるのか?
王道は質の高いコンテンツ作り
15年間この業界にいて、最も確実で長続きする方法は、ユーザーに本当に役立つコンテンツを作ることです。
具体的には:
- 実際に使った商品の詳細なレビュー
- 複数商品の比較記事
- 特定の悩みを解決する商品の紹介
僕自身、会社員時代に作った商品レビュー記事が、今でも毎月安定して収益を生んでくれています。
一度作った良質なコンテンツは、長期間にわたって自動的に働いてくれるんですね。
検索ニーズに合わせた記事設計
ただ商品を紹介するだけでは、今の時代なかなか売れません。
重要なのは、「どんな悩みを持った人が、どんな商品を求めているか」を理解することです。
例えば:
- 「テレワーク 椅子 腰痛」→ 腰痛対策できるオフィスチェアの紹介
- 「子供 プレゼント 5歳」→ 5歳児向けのおもちゃや知育用品
- 「一人暮らし 調理器具 最低限」→ 必要最小限のキッチン用品セット
このように、具体的な悩みと商品をマッチングさせることで、自然な購入につながります。
データ分析と改善の重要性
稼げるようになるためには、感覚ではなくデータに基づいた改善が必要です。
僕が定期的にチェックしているのは:
- クリック率(CTR):記事から何%の人がリンクをクリックしているか
- コンバージョン率(CVR):クリックした人の何%が実際に購入しているか
- 報酬単価:1件あたりの平均報酬額
これらの数値を見ながら、「どの記事が稼げているか」「どんな商品が売れやすいか」を分析し、成功パターンを横展開していくんです。
本当に稼げる人と稼げない人の違い
稼げない人の特徴
僕がコンサルティングしてきた経験から、稼げない人には共通する特徴があります。
- 「楽して稼げる」裏技ばかり探している
- コンテンツの質より量を重視している
- 読者の悩みより自分の売りたい商品を優先している
- 短期的な結果を求めすぎている
特に「自己購入で稼げないか」と考える人は、楽な方法を求めすぎている傾向があります。
気持ちはよくわかるのですが、結果的に遠回りになってしまうことが多いんですね。
稼げる人の共通点
一方、安定して稼げている人は:
- 読者ファーストで記事を書いている
- 自分が本当に良いと思った商品だけを紹介している
- 長期的な視点で継続している
- データを見ながら着実に改善している
正しい方向性で継続すれば、必ず結果は出ます。
僕自身、最初の半年間は全く稼げませんでしたが、正しいやり方を教わってからは着実に収益が伸びていきました。
時間効率を上げるコツ
「忙しくて時間がない」というサラリーマンの方も多いと思います。
僕も会社員時代は同じ悩みを抱えていました。
効率を上げるためのポイント:
- 記事ネタは通勤時間に考える
- スマホのメモ機能を活用して構成を作る
- 休日にまとめて執筆する
- 外注化できる部分は徐々に任せる
無理に毎日更新する必要はありません。
週1回でも質の高い記事を継続すれば、確実に成果は積み上がっていきます。
Amazonアフィリエイト成功への正しい道筋
「自分で購入」という裏技的な発想から卒業して、正攻法で取り組むことが成功への最短ルートです。
確かに最初は時間がかかりますし、すぐには結果が出ないかもしれません。
でも、一度正しい方向性で軌道に乗れば、あとは雪だるま式に収益が伸びていきます。
僕がアフィリエイトを始めた15年前と比べて、今は情報も豊富ですし、ツールも充実しています。
正しい情報さえ手に入れれば、昔よりもずっと効率よく稼げる環境が整っているんです。
大切なのは、目先の小さな利益に惑わされず、長期的な視点で資産となるコンテンツを作り続けることです。
あなたが今感じている「なかなか稼げない」という悩みは、僕も通った道です。
でも諦めずに正しい方向で継続すれば、必ず光が見えてきます。
焦らず、着実に、そして読者の役に立つコンテンツ作りを心がけていきましょう。
その先には、きっと理想の収入と自由な時間が待っています。